第7弾は、設計案のお披露目と100プロフェス! 2019.03.26ながくて隣人まつり 開催日:2018年12月16日(日) 10:00~12:30 会場:イオンホール これまで6回にわたって隣人まつりを開催し、長久手中央2号公園の新しい使い方や新たなつながりづくりへのチャレンジを重ねてきました。また一方で、そうした取り組みで得た気づきや市民の皆さんの声を踏まえ、新しい施設の設計も同時に進めてきました。第7回目の隣人まつりでは、ここまで検討してきた設計案について参加してくださった皆さんにお伝えさせていただきました。会場では、どういった進め方で検討を重ねてきたか、またどんな場を市民が必要としているか、そしてそれらの意見を反映した建築とはどういうものなのかについて、展覧会のように会場を見て回れる形式でご紹介。一つひとつの意見やアイデアをじっくり見ていただきました。また、会の後半は、愛知学院大学の学生とのコラボ企画「大学生×大人トーク」を100プロジェクトのひとつとして実施させていただきました。新しい施設のこと、そして未来の長久手について大学生と一緒に語り合いました。 第1部(10:00~) 設計案とそこに至るまでのプロセスを紹介しました。 第7回隣人まつりでは、これまでどんな意見が出てどう設計に反映しているかをお伝えしました。この日紹介した設計案はまだ完成ではありません。当日来てくださった方からも意見をいただきました。 1.基本計画・つながりの分析コーナー 整備基本計画で紹介されている施設コンセプトと4つのテーマ、そして「つながり」についての考察を紹介しました。 2.リニモテラスミーティングコーナー 平成29年度に実施したミーティング(全29回)の内容とそこから得られた気づきを紹介しました。 3.3つの施設のすみ分けコーナー リニモテラス公益施設(仮称)、まちづくりセンター、 地域共生ステーションの違いとすみ分けについて紹介しました。 ○リニモテラス公益施設(仮称) → (新しい時代の)ながくて案内所 ○まちづくりセンター → まちづくりに特化した、まちの情報センター ○地域共生ステーション → ふらっと来て休める、地域の居場所 4.プロジェクトの進め方コーナー 設計をするために取り組んできたプロジェクトについて紹介しました。 ○リニモテラスミーティング ○ヒアリング ○100プロジェクト ○隣人まつり 平成29年度に実施したミーティング(全29回)の内容とそこから得られた気づきを紹介しました。 5.市民の声コーナー 各プロジェクトを通じて聞かせてもらった市民の声(約150件)を以下6つのテーマに分けて紹介しました。 ○誰でも来やすい場所ってなんだろう ○こんな建築だといいな ○管理・運営 ○多様性のある地域ってなんだろう ○こんなことができたら面白そう! ○その他(質問・要望など) 表面は市民の声、裏面は設計者・アドバイザーからのアドバイスを記載。 6.隣人まつりコーナー 平成30年に開催した隣人まつり(6回分)についてパネルで紹介しました。 7.実践活動紹介コーナー(100プロジェクト) 平成29年度に実施した100プロジェクト(一部)をピックアップして紹介しました。 8.設計案紹介コーナー 現時点での設計案を模型とパネル、アイデアカードで紹介しました。 9.建設プロセスへの関わり方コーナー 市民がセルフビルドで関わることのできる部分を紹介しました。 10.照明計画紹介コーナー 今回の設計案ならではの照明計画について、資料と実物を使って説明しました。 11.大学生×大人トークコーナー 100プロジェクトのひとつとして、愛知学院大学の学生とのコラボ企画を実践しました。 12.クリスマス装飾制作コーナー(長久手市観光交流協会) 12月22日・23日に文化の家で開催されるイルミネーション企画のための装飾を参加者と一緒につくりました。 第2部(11:00~) 100プロジェクト「大学生×大人トーク」を実施。 大学生と一緒にまちへの想いを話し合いました。 今回の100プロジェクトは、愛知学院大学の学生とのコラボ企画!企画から当日の進行まで大学生チームが担当。 ふだんなかなか接することのない大学生との交流(話し合い)を楽しみました。 STEP 1:トークの流れについて紹介 進行役の石原さん(左)と笹沼くん(右)。初めての進行だったにも関わらず、しっかりと場の流れをつくってくれました。 STEP 2:テーブルごとに話し合いスタート 5人前後のテーブルに分かれ、大学生と大人トークをスタート。自己紹介で打ち解けた後、上の2つのテーマについて、じっくりお互いの考えを聞き合いました。 テーマ① 市民活動をどう盛り上げていくか テーマ② リニモテラスでどんな市民活動ができる? STEP 3:話し合いの内容を発表 それぞれのテーブルから代表者に出てきてもらい、テーブルでどんな話をしたかを発表してもらいました。 POINT! 長久手の野菜を使ったおやつを用意。 参加者に長久手の魅力を知ってもらうため、そして話し合いの場をやわらかくするため、長久手の野菜を使ったおやつ(クッキー)を用意しました。 参加してくださった皆さんから意見をいただきました。 ・多くの人の熱意を今回のイベントで感じることができた。リニモテラスが皆さんの夢の結晶なんだなぁと感じることができた。 ・ツリーハウスをイメージした建物は遊び心があって面白いと思った。2階から降りられるすべり台や、2階に上る木のはしごがあるとさらに夢があってワクワクすると思います。 ・会場の設営デザインがとてもいいと思った。「みんなでつくる」がここから実現されていると感じた。 ・最初の頃プロジェクトに参加させていただき、本当にリニモテラスができるんだと感慨深いものがあった。 ・簡単にはまとまらない多岐にわたる想いを発送豊かな建物へ集約したことはすばらしい。計画の形を大切にして実現してほしい! 投稿者: STAFFながくて隣人まつりコメント: 0
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